大学に入って、一人暮らしを半年。
どんなめぐり合わせなのか、それが尚治との二人暮らしになって、もう一年近く経つ。

ワンルームに二人暮らし、というと、大抵の人はわずらわしそう、と言うけれど、望めば、いつでも触れられる距離というのは、今だに俺にはうれしいことで。
嫌でも顔を合わせなきゃいけないんでしょ?なんて言われても、嫌だと思ったことがとっさに思い出せない程で。

でもそんなこと、とても口には出せないけれど。


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「何か、目赤いよ?」

帰ってきてから、俺の顔をみるなり何事かを考えている風だなとは思っていたけれど、そんなみたままのことを、今までずっと言おうか言うまいか考えていたのかと思うと、自然と眉が下がった。
そういう気の使い方が、すごく尚治らしいと思う。

「ああ、これ。俺、ずっと日にあたってるとこうなっちゃうんだよね。目の色素が薄いかららしいんだけど。」
「それでか。」
「?」
「高校ん時もさ、練習の後とか・・・目ぇ真っ赤にしてた。」

言いながら、尚治は俺の前髪を掻きあげて、充血した瞳をじっとみつめる。

「痛い?」
「・・・いたくは、ない。」

距離が近づいた分だけ声のトーンが落ちて、囁くような調子がその場の空気を甘く変える。
ゆっくりと、額と額が触れそうな距離まで近づいてきた尚治は、俺のまぶたにくちづけて、目の縁をそうっと舌でなぞった。

しびれるような感覚が、背中を伝って意識が鈍る。

「勇人」

呼ばれて我にかえったそばから、間髪入れずにされるキス。

「尚治待っ・・」
「待てない」

待たない、と言われたのなら抵抗もするのに。切羽詰った風にそんな言葉を返す尚治が、俺は眩暈がするほど愛おしくて、いつも受け入れるしか術がない。
なんて。
むしろ、そんな風に言って欲しくて、抵抗するようなふりをしているのかもしれない。


髪に、耳に、首筋に、かかる互いの息が熱い。喉元から耳へと何度もくちびるを押し当てられ、触れられたそばから肌が火照る。
されるがままに舌で口内を犯されて、くたりと全身の力が抜ける。


ふと、尚治がどこか不安げで、窺うような視線を俺へと向ける。
今更な。
それはすごく尚治らしいとは思うけれども。

「・・・尚治。」

呼びかけられてビクリと身構えた尚治に、俺はひどく満たされたようなそれでいてやりきれないような気持ちになって、熱をもったからだを預けながら

「待てない」

と、耳元でひとこと小さく呟いた。





ねだるように。切羽詰った風に。




















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ぎゃわーーーーーvvvvv

かまたさんのお宅で1000ヒット踏んだので頂いちゃいました☆

ああああリクどうりの大学同棲巣栄!!!!ありがとございますーーーーvvvv

エロい!!!雰囲気がエロいよ!!!!!!(鼻血)

しかも文か絵どっちでも!っつったらどっちも描いてくれちゃってもうホントありがとうございます!!!

毎日交換日記ばりにこんな内容のメールで盛り上がってくれてありがとうございます(笑)

これからもお願いします!

 

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